ゴム(フィカス)の木は観葉植物ではメジャーな品種で数多く出回っています。そんなゴムの木が原因で発症するアレルギーがあり、ラテックスアレルギーと呼ばれています。不意な発症を避けるため、心当たりのある方はご自身でお調べするようお願いいたします。
注意:この記事の内容はアレルギーに関する知識の取得のきっかけになることを目的としており、その内容について保証するものではありません。詳細についてはきちんとご自身でお調べくださいますようお願い申し上げます。
ラテックスアレルギーとは?
ラテックスアレルギーとは、天然ゴム製品に接触することによって生じるアレルギー反応ので、じんましんや、喘鳴(ぜんめい)、アナフィラキシーショックなどの症状が出ます。
主にパラゴムの木(Hevea brasiliensis)から乳状の液体として得られる「天然ゴムラテックス」にわずか1.5%程度含まれるタンパク質成分がラテックスアレルギーの原因(アレルゲン)となります。
引用元:https://allergyportal.jp/provision/latex-allergy/
ゴム(フィカス)に属する観葉植物
ゴム=フィカス属=イチジク属ですので、品名の中にこれらの単語が入っているとゴムの種類と思ってください。フィカスは観葉植物の中ではメジャーなので種類も数多くあります。以下は観葉植物で流通量が多い種類ですので参考にしてください。
- アルテシマ
- ベンガレンシス(ベンガル、ベンガルボダイジュ、クリシュナボダイジュ)
- ウンベラータ
- フランスゴム(ルビギノサ)
- アフリカンプリンス(フィカス・ブラウン)
- ロブスター(ソフィア、バーガンディ、エラスティカ)
- カシワバゴム
- ショウナンゴム(アムステルダムキング)
- インドゴム(インドボダイジュ)
- ベンジャミン(ベンジャミナ)
- ガジュマル
- プミラ
- シャングリラ
- アポロゴム
- フィカス・トライアンギュラリス
- ペティオラリス
※これらに近い単語が名前に含まれていたらよく調べてみてください。
※上記以外にも観葉植物として流通している品種はある可能性があります。
ラテックスアレルギーをお持ちの方やお近くにおられる方は、観葉植物を購入する際にはよくお調べください。