アガベ・アテナータのと比べて青みがかった葉が魅力的なボーチンブルー。アテナータの交配種という説や、選抜種という説など、諸説あるようです。
生産量が少なく、希少性が高い品種です。
ボーチンブルーとアテナータの違い
見た目の違い
葉の色はシルバーブルーで、アテナータよりも大きくなります。幹立ちしますが、アテナータと比べると太く短く重量感があります。
アテナータは鉢植えで観葉植物として流通することが多いですが、ボーチンブルーは植栽などで足元にインパクトを出したい時にはうってつけの品種です。
耐寒性の違い
耐寒性はアテナータよりも高く、関西エリアでは霜が降りない場所での路地植えで越冬したという報告も受けています。とはいえ、雷神などの小型アガベなどと比べると耐寒性は低いので、置き場所には気を付ける必要があります。
ボーチンブルーの花が咲くタイミング
アガベはセンチュリープランツなどとも呼ばれてます。これは100年に1度花が咲くかららしいですが、アテナータは株の状態によっては5年〜10年くらいで花が咲くことも多いです。それに対してボーチンブルーは20年以上経つと花が咲く株が増えるイメージがあります。
ボーチンブルーの育て方
置き場所
光にしっかり当てた方が葉の色味が良くなります。冬場は最低0℃以上、できれば8℃以上ある場所に置いてあげてください。
水やり
ボーチンブルーは乾燥に強い植物ですので、水やりは控えめに行ってください。根腐れの原因になるので受皿に水を溜めないようにしてください。
肥料
春〜夏のあいだに緩効性の肥料を用法に合わせて与えてください。