フィカス・ジャンボリーフ

フィカス・ジャンボリーフ

植物名 ジャンボリーフ
英名 Ficus retusa Jumboleaf
科・属 クワ科フィカス属
栽培難易度 比較的簡単
耐寒性 10℃以上
耐暑性 強い
耐陰性 5℃程度
育て方のポイント ジャンボリーフは強健で育てやすい植物です。室内だと成長が極端に遅くなるので、大きくしたい場合は外で管理してください。

フィカス・ジャンボリーフの特徴

フィカス・ジャンボリーフはガジュマルの葉を大きく、肉厚にした様な葉が特徴です。ゴムの木(フィカス)の仲間で、成長が早く、芽吹きも良いので育てやすい観葉植物です。パッと見の雰囲気はフランスゴムにもよく似ています。フランスゴムの葉は光沢があり厚みは薄いのに対し、フィカス・ベビーリーフの葉は肉厚でゴツゴツしたイメージです。

ジャンボリーフは生産量が少なく、まだまだ希少な品種です。

フィカス・ジャンボリーフの花言葉

フィカス・ジャンボリーフの花言葉は「永遠の幸せ」です。とても育てやすく、フィカス自体も妖精の住む木として有名ですので贈り物にもピッタリです。

フィカス・ジャンボリーフの育て方

フィカス・ジャンボリーフの置き場所

フィカス・ジャンボリーフは耐陰性もありますが、基本的には光が好きな植物です。光の入る窓際や、ベランダなどが環境としては良いでしょう。

温度

最低気温が最低5℃、できれば8℃あると安心です。冬場はできるだけ暖かい場所で管理してください。暑さについては35℃くらいまでが理想ですが、40℃くらいでも枯れることはありません。

耐陰性はありますが、光が好きな植物ですので、できるだけ明るい場所で管理してあげてください。葉が肉厚なので、葉焼けは起こしにくいです。

水やり

春〜秋の水やり

他のゴムの木と同じく水は好きですが、多少乾燥したくらいは問題ありません。土の表明が乾いてからタップリと与えてください。

冬の水やり

水は控えめにします。室温が5℃以上あれば土の表面が乾いて1〜2日経ってから水やりをします。

室温が5℃を下回るようなら出来るだけ水やりを控えてください。完全に乾燥するとダメなので、少し土を湿らせる程度に水をあげてください。

肥料

肥料は緩効性肥料がおすすめです。緩効性とはゆっくり効くタイプの肥料です。即効性の肥料は分量を間違えると根にダメージを与えてしまうことがあります。緩効性ならそういった心配がなく、肥料をあげる回数も減るため管理の手間が減ります。

フィカス・ジャンボリーフに出る病害虫

アリ

他の観葉植物と同様に土にアリが発生することがあります。周辺にアリが寄ってくるような餌になるものを置かないようにしてください。ありの巣コロリなどを近くに置くのも効果的です。

カイガラムシ

カイガラムシは硬い殻に覆われていて薬剤が効きにくいので、歯ブラシなどで物理的に除去します。風通しが悪くホコリっぽい環境を好むので、置き場所の環境をよくして予防しましょう。

フィカス・ジャンボリーフの仕立て直し

剪定

フィカス・ジャンボリーフは剪定が簡単な品種です。芽吹きが良いのでどこで切ってもある程度芽が吹きます。ただし、枝枯れさせずにバランス良く枝を作るにはやはり葉を残した剪定がオススメです。

剪定は春〜夏の暖かい時期に行ってください。事前に肥料を与えたり光に当てて活性を高めておくと芽吹きが良くなります。

植え替え

根が鉢の中いっぱいになってきたら植え替えが必要になります。植え替えには根を崩さずに大きな鉢に植え替える鉢増しと、根を整理して土を入れ替える植え替えがあります。

鉢増し

根にダメージが出ないので、いつでも行って大丈夫です。

根を崩す鉢替え

春が1番いいタイミングです。夏も可能ですが、植え替え後の管理は直射日光の当たらない涼しい場所で行ってください。

根にどれだけダメージがあるかによって、養生期間を変えます。少しのダメージなら1週間程度でいいですが、かなりダメージがある場合は3週間程度は養生してください。

まとめ

フィカス・ジャンボリーフは成長が早く育てやすいのでこれから人気が出てくる品種だと思います。ただし、観葉植物としてはまだまだ希少な品種ですのでもし見つけたらぜひゲットしてみてください。

ブログに戻る