ガジュマル・ベビーリーフは、ガジュマルと比べて葉の節間が詰まっていてコンパクトでかわいいゴムの木です。ゴムの木のなかでは生長がとても遅く、鉢植えで室内に入れるとほとんど生長しません。生長が遅いこともあり、生産量が極端に少なく、かなりレアな品種と言えます。
伸びにくく、芽吹きがいいので、曲げたりするよりは剪定をして枝を作ると仕立てやすいと思います。
花言葉は「永遠の幸せ」
ガジュマル・ベビーリーフの花言葉は「永遠の幸せ」 、「すこやか」です。ベビーリーフはゴムの木の中でもとても強い品種ですので、この花言葉にピッタリな観葉植物です。病害虫に強く育てやすいので、贈り物にもピッタリです。
ガジュマル・ベビーリーフの育て方
風通しを良く、多少暗くても大丈夫です
ベビーリーフはゴムの木の中では耐陰性が高いほうなので、多少暗くても大丈夫です。ただ、病害虫を防ぐ意味でも風通しはよくしてください。
水やりはしっかり乾かしてからタップリと
ベビーリーフの水やりは控えめにした方が安全です。春〜秋は、7日~10日を目安に土の表面が完全に乾いたら鉢底から抜けるほどのたっぷりの水を与えましょう。冬は生長が緩やかになるため、土の表面が完全に乾いて2~3日してからたっぷりと与えましょう。
寒さは3〜4℃まで
ベビーリーフはフィカスの中でも割と耐寒性がある植物です。とは言え0℃を下回ると枯れるリスクが高くなるのでできれば3℃以上ある方がよいです。
肥料は緩効性がオススメ
肥料は強すぎると根焼けする危険性があるため、ロングタイプや緩効性と言われるような長く少しずつ効くタイプの肥料がオススメです。ただ、ベビーリーフは生長が遅いので、たくさん肥料をあげるより、最低限葉に色が乗る程度に抑えるといいと思います。
ガジュマル・ベビーリーフに出る病害虫
アリ
他の観葉植物と同様に土にアリが発生することがあります。周辺にアリが寄ってくるような餌になるものを置かないようにしてください。ありの巣コロリなどを近くに置くのも効果的です。
カイガラムシ
カイガラムシは硬い殻に覆われていて薬剤が効きにくいので、歯ブラシなどで物理的に除去します。風通しが悪くホコリっぽい環境を好むので、置き場所の環境をよくして予防しましょう。
まとめ
ガジュマル・ベビーリーフはレアなので見つけたらぜひゲットしてみてください。生長がとても遅いので、購入して作り込むより、最初で気に入った形のものを探すのをオススメします。